1日3食食べると子どもはよく育つ【食育】
こんにちは!空ちゃん先生です!
だんだんと陽気の良い日が増えてきましたね!
暖かくなり、新生活が始まる時期でもあります。(新型コロナの影響で学校などは休校になっているとは思いますが)
新しいことを始めるとなかなか体がついて来ず、生活が乱れやすくなりますよね。
特に影響されやすいのは食生活です。
新しい時間サイクルになったり、陽気も相まって朝寝坊してしまい、朝食が食べられないケースがよく聞かれます。
大人なら少しくらい食事を抜いたところでどうとでもなりますが、成長が著しい子どもにとって、欠食は大ダメージ。
今日はきちんと1日3食食べると良い理由と、朝昼晩の食事の役割についてお話しします!
目次
1日3食、なぜ食べるの?
一般的に1日3食食べるのが良しとされていますが、なぜそう言われているのでしょうか。
答えは「ガス欠になる前に食べることが大事だから」。
子どもの体は大人と違って、常に成長のためのエネルギーを必要としています。
それにプラスして日々の生活をするためのエネルギーの消費するわけですから、1食でも抜いてしまうとすぐにエネルギー不足になってしまいます。
子どもの体の活動時間を15時間としてみると、単純に3分割すると1つが5時間になります。
食べてから5時間も経てば、体はエネルギーを使い果たします。
授業に、体育に、遊びに、成長に・・・
小さな体で想像以上にたくさんのエネルギーを使っているのです。
朝・昼・晩ご飯の役割とは?
朝昼晩の食事にはそれぞれ役割があります。紹介していきましょう。
朝食
その日1日のスタートダッシュを決める食事。
寝ている間に消費したブドウ糖(脳の燃料)を補給し、勉強に集中できるようにする。
噛んだり、手を動かしたり、匂いを感じたりすることで脳が目覚め、すっきりとした調子で午前中を過ごせる。
朝イチで食べ物が体に入ることで内臓が目覚め、体温が上がり、体が活動に適した状態になる。
昼食
午後を迎えるための食事。
午前中に使ったエネルギーを補充する。
給食を出す学校では、1日の3分の1の栄養価のなるよう設定されているところが多いため、食生活が崩れやすい子どもにとってはバランスの良い食事が取れるチャンス。
夕食
夜はエネルギーが必要ないと思われがちだが、1日フルに使った子どもの脳や体を修復するために重要な食事。
それぞれの役割がある3食の食事、成長期の子どもは1食でも抜かない方がいいのです。
ただ食べるのではなく、少しの工夫を
とはいえ、3食バランスよく食べるのは大変だと思います。
そこで活用したいのが、食事バランスガイドです。
これは1日バランスよく食事ができるように、何をどれだけ食べれば良いかがひと目でわかるようになっているものです。
そして併用してほしいのがこの図です。
バランスガイドから何をどのくらい食べたかを記録してバランスを見るものです。
例えば主食(きいろ)の欄で、朝ごはんにご飯を2杯食べたら2つ分になるので、2まで塗ります。
次に昼食でスパゲティとパンを1つ食べたら3つ分になるので、5まで塗る。
といった形で、3食の合計でバランスを見て行きます。
これがあるとなにがどの色にあたり、どれくらい食べたらいいかの目印になるので、わからない方でも簡単にバランスの良い食事になるというわけです。
いかがでしたでしょうか?
なかなかバランス良く食べる・食べさせるというのは難しいと思います。
ですが、子どもの頃の食習慣は大人になっても残るものなので、3食のうち1食でもバランスの整った食事を摂らせるようにしましょう。
「わかりにくかった」「もっと詳しく教えてほしい」などありましたら、お気軽にコメントしてください!
全力でお応えします!
ではではーーー!!